社内ラジオが繋いだ縁。物流会社の共通の時間

 


こんにちは!

株式会社SELyuの広報担当です。

今回は、ある物流会社でのちょっと素敵な取り組みをご紹介します。


社内ラジオでのあるコーナーが始まり

その企業様では、社員同士のコミュニケーション活性化を目的に、社内ラジオを導入されていました。

そのラジオは弊社のアナウンサーがパーソナリティを務めて、社員をゲストに招くスタイルでした。そのラジオ番組の中で日々のちょっとした出来事や趣味の話、最近ハマっているものなどを気軽に語るコーナーがありました。

堅苦しくなく、“音声版の社内の休み時間”のような雰囲気だったそうです。

ある日の放送回で、ある社員さんがこう話したそうです。

「最近、趣味でキャンプを始めたんです。」

その何気ない一言が、社内にちょっとした波紋を広げました。

「えっ、キャンプやってるんですか?」「自分もやってみたかったんです!」「じゃあ今度、一緒に行きましょうよ!」

そんな声が次々に集まり、あれよあれよという間にキャンプ部の結成へとつながっていったのです。

最初はキャンプやバーベキューをゆるく楽しむところからスタート。

次第に「道具にもこだわりたい!」というメンバーが増え、ついにはダッチオーブンをみんなで共同購入するまでに。

この活動、単なるアウトドアの楽しみにとどまらず、職場にも嬉しい変化をもたらしました。

これまであまり接点がなかった先輩と後輩、日本人社員と外国人実習生、ベテランと若手社員。年齢も背景もさまざまな社員たちが、キャンプファイヤーの炎を囲みながら自然とコミュニケーションをとる時間が生まれたそうです。

普段の業務中では、どうしても話す機会の少ない関係性。

だけど、「火を囲む」というシンプルな空間の中では、立場や肩書きを超えて、“人として”つながる瞬間があったのかもしれません。

この取り組みを通してあらためて気づかされたのは、共通の趣味が持つ力、そして気軽な一言が職場の文化を変える可能性です。

社内ラジオという小さなきっかけが、人と人を結び、組織の温度を上げていく──そんな姿に心があたたかくなりました。

「職場の雰囲気を良くしたい」「社員同士の距離を縮めたい」

そう感じている企業の皆さん、こんな取り組み、はじめてみるのはいかがでしょうか?

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