「システムよりシニアが欲しい」美容師求人18倍増・ITエンジニア4倍増!いくつになっても挑戦できる、年齢に縛られないキャリアの築き方(株式会社シニアジョブ)
今回のゲストは、50歳以上を対象とした就職支援サービスを展開する株式会社シニアジョブの広報部部長、安彦守人さんです。
人生100年時代と言われる現在、シニア世代のお仕事事情の実態はどうなのか? 求人急増の背景には、シニアだからこそ求められる理由がありました。
💻 学生起業時に出会った「アナログだけどシニアが欲しい」のニーズ
シニアジョブは2014年、中島代表が学生時代に創業。
当初はシニアとは無関係の、ペーパーレス化を推進するIT事業からスタート。 しかし、中島代表が会計事務所へシステムを営業しに行った際、経営者から「ITシステムを導入するよりも、アナログでいいからベテランのシニア人材が欲しい」と切実な声を聞くことに。
「シニアが欲しい経営者」と「仕事を探すシニア」の架け橋がないことに気付き、シニア特化の人材紹介サービスへと舵を切りました。
🤝 「精神的支柱」となり若手を育てる、企業の本当の採用理由
企業がシニアを求める最大の理由は「実務経験の長さによる即戦力」です。
自動車整備士や建設などの技術職では圧倒的な若手不足が深刻化しており、シニアの豊富な知識は喉から手が出るほど欲しい存在。
さらに、若手が退職代行等で離職しやすい現代において、シニアは「精神的支柱」として職場に安定をもたらします。 「シニアがいるから若手も安心して技術を学べるし、会社に若手が居着くようになる」と語る経営者もいるほど、若手育成の相棒としても高く評価されています。
🏌️♂️ 20代の新卒と60代がゴルフへ!年齢が離れているからこその好循環
社内での多世代コミュニケーションについて、安彦さんは面白いエピソードを教えてくれました。
「新卒で入った20代のメンバーが、職場の60代社員と趣味のゴルフで意気投合しました。その若手が別会社へ転職した今でも、2人で一緒にゴルフへ行っています。中途半端に年齢が近い先輩後輩だとアドバイスが強い口調に聞こえることもありますが、おじいちゃんと孫くらい年齢が離れていると、衝突が起きず素直に良い関係が築けるんです。」
📈 ホワイトカラーやITエンジニアも増加。いくつになっても挑戦はできる
介護や清掃などのエッセンシャルワーカー職種でのシニアニーズは根強いですが、近年は美容師の求人が18倍、ITエンジニアが4倍に急増しています。
古いシステム言語を操る有資格者だけでなく、ビジネスチャットを用いたリモートワークなど、若手と変わらない成果を上げるデジタルシニアも急増中です。
さらに、50代を過ぎてから司法試験を突破して弁護士に転身した事例など、シニア世代の新たな一歩が世の中に勇気を与えています。
「将来を逆算してキャリアを心配しすぎるより、若いうちは目の前の失敗のリスクを恐れず、色々なことにガンガン挑戦して経験の幅を広げていってほしい」。安彦さんの温かいメッセージは、年齢を重ねることを「楽しみに変える」大きなヒントに満ちていました。
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